こんにちは。
御茶ノ水・秋葉原の弁護士による法律相談【交通事故】 | 飯沼・林法律事務所
交通事故が得意です」と言いながら、交通事故に関する記事を1つも書いていないので、今日は交通事故について書きたいと思います。
テーマは「自動車の修理」についてです。
ちなみに私は自動車整備士でもない単なる弁護士なので、お手柔らかにお願いします。
さて、交通事故によって自動車が壊れると、自動車の壊れ具合によって、様々な修理方法が登場します。
ブログタイトルのフレーム修正とは、自動車の骨格であるフレームが歪んだ場合に、その歪みを治すことを言います。
車は、人間に例えると骨にあたるフレームと、皮膚にあたる板金に分かれます。
人間が骨折した時は添え木を当てて安静にしますが、フレームが歪んだ車に添え木を当てても治らないので、専用の機械が必要になります。
この専用機械が「フレーム修正機」というものです。
様々なタイプがありますが、最も本格的なものは、車をしっかり固定する巨大なフレームと、床に敷かれた金属のレールになります。
車が動かないよう巨大フレームにしっかり固定すると、車の引っ張りたい部分に頑丈そうな太い鎖を巻きつけます(プロレスラーがギミックで使うような太い鎖です)。
今度は、その鎖を、床の金属レールにしっかりと固定した巻取り機に固定します。
こうして鎖を巻き取れば、事故によって歪んだフレームが、引っ張られて元に戻るわけです。原理としては非常に単純ですが、引っ張る力は1トンと言われており、装置も大掛かりなので、近くで見ているとなかなか迫力があります。
ちなみに、金属とは大変不思議で、引っ張られて元の位置に戻ったとしても、曲がってた位置に戻ろうとするそうです。そのため、ピッタリと元の位置に戻すのに、少し強めに引っ張るなど職人技が要求されるのです。
まだまだ語りたいことがあるので、続きはまた明日書こうと思います。