お世話になっております。弁護士の林です。
司法試験という最も文系な試験を経て弁護士として働いていますが、実は理系に進みたい思いもありました。特に子供の頃から天文学、宇宙関係のことが大好きです。
私が子供の頃は、宇宙関係の本というと児童書や学習漫画ばかりで、大人の読み物のような新書や単行本の品揃えは乏しいものでした。それが最近では新書や単行本でも多数発売され、宇宙が大好きなまま大人になってしまった私のような者にとっては、とても嬉しい事態です。
さて、私の本棚のコレクションの中でも最もお気に入りなのが、タイトルのサイモン・シン「宇宙創成」です。サイモン・シンと言えば同じ新潮文庫から出版されています「フェルマーの最終定理」が有名ですが、私は「宇宙創成」の方がワクワクしてしまいます。
コンピュータどころか電卓さえ無い時代に地球の大きさや太陽までの距離を測った古代の人々、地動説を提唱したガリレオ、最も偉大な科学者であるニュートンやアインシュタイン、宇宙の膨張を発見したハッブル(宇宙望遠鏡の名前にもなっています)など、知力や観測を尽くして宇宙の謎に迫った人々の物語には本当にワクワクします。
宇宙関係の知識が無い人でも面白く読むことが出来ますし、宇宙が好きな人にとってはとてもお気に入りの一冊になると思います。
興味がある方は是非読んでみてください。
それでは!