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御茶ノ水・秋葉原の弁護士による法律相談【交通事故】 | 飯沼・林法律事務所
さて、交通事故に遭うと、多くの方は当日か次の日には病院へ行きます。行き先は近所の整形外科ということが多いです。
ただ、中には事故から10日や2週間が経過してから病院へ行く方もいらっしゃいます。この場合だと、後になって「事故とは関係が無いのではないか?」と疑われてしまう可能性があります。
つまり、事故に遭うと痛みや痺れなどの症状は、事故直後や遅くとも翌日頃から現れると考えられています。そうすると、事故から何日も経って病院へ行ったとしても、「事故以外の原因があるのでは?」と後になって言われてしまう可能性があるのです。
もし「事故以外の原因がある」ということで、事故との関係が否定されてしまえば、何も賠償されないことになり、その影響は甚大です。
自賠責調査事務所の仕事をされていた医師とお話する機会がありましたが、事故から2週間以上経ってから病院へ行く場合は、後遺障害が認められにくいということを仰っていました。
事故に遭うと、どうしても動揺したり緊張したりと痛みや痺れに気付かないこともあります。また、仕事に忙しくて病院へ行く時間が取れないということもあります。
しかし、事故に遭い症状を感じたら一刻も早く病院へ行くことが肝心なのです。